『愛知県立大学開学60周年記念式典』

 さる11月4日、愛知県立大学開学60周年記念式典が行われました。神田知事、清水独立行政法人理事長(予定)、宇野公立大学協会長(島根県立大学長)、中岡文部科学省高等教育局大学振興課長をはじめ地域の各来賓が参加くださり、祝辞を述べられました。佐々木学長からは、県大が独立行政法人になっても長年培ってきた伝統を継承していくことが表明されました。出席者は、約300名でした。
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 式典後、「思い出を語る」と題して、女子専門学校、女子短期大学時代を堀川さん(51年入学)、女子大学時代を辻本さん(64年入学)、情報学科設立の経緯を半田先生(初代情報科学部長)が、当時の思い出をスピーチされました。
女子専門学校、女子短期大学時代には、働きながら苦学していた学生が多かったが、交通手段など困難でも学ぶことが喜びだった。(堀川)
女子も理想に燃えて語り合ったり、集会に出かけたり、女性の可能性に挑戦した。(辻本)
情報科学部が愛知県の情報科学のセンター的組織の一環として活躍するというビジョンを実現しようとした。(半田先生)
 いまは68年の県立大学設立時に女子大校歌が引き継がれなかったので校歌はありません。県大のルーツを考えようと女子大校歌の演奏を行いました。県立大学の吹奏楽部の学生の演奏で当時を思い起こしながら合唱しました。
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 記念講演会は、フランス学科1回生(67年入学)でさわかみ投信社長の澤上さんに「人生どう生きるか」と題し、これから経済で株式の役割が飛躍的に3倍・4倍と大きくなるのが確実な状況で、会社企業やその環境を調査しファンドを動かしていく時、その考え方や行動を話されました。講演後の「IT企業への投資をどう考えるか?」「株式投資というのは日本人の伝統的な考え方にそぐわないのではないか?」など質問が出されました。
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 4時から記念パーティが開かれました。忙しい仕事の合間をぬってパーティに参加してくださったOG・OBもみえ、150名ほど集まりました。皆様、ありがとうございました。

佐々木学長 あいさつ 「思い出を語る」(短大、県大、情報学科の設立)
愛知県立女子大学校歌 演奏 澤上 さわかみ投信社長(仏OB) 記念講演会
記念パーティ 盛田教授 (英米学科)あいさつ 記念パーティ (県立大学OB)